2011年の2月。ちょうどその時は出張で東北にいて東京に戻り次第慌てて飛行機に乗り鹿児島に行った。噴火から数日経っていたが依然活動は活発で、入山規制がされたままだったので、一番近くで見ることができるのが霧島神話の里公園だった。リフトがあり一番上の展望台に上がると報道の人などがたくさんいて場違いな雰囲気が漂っていた。
火山や台風など人間の都合とは無関心に現れる自然の圧倒的な力に興味があり、バヌアツに火山を撮りに行ったり、沖縄に台風が上陸と聞けば沖縄に行き、トカラ列島では台風が直撃してフェリーが運休になり島から一週間帰ることができなかった。
今思えばなんでそこまでしていたのかわからないが、焦燥感と苛立ちだけはなんとなく記憶している。台風の中残波岬の海岸まで降りていくのは正直どうかしていたと思う。
今回の新燃岳の活動がこのまま平穏に戻ることをいのりつつ。
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